医薬品SOS TOP → 開発/製造 特許期限

特許期限

新薬にも特許というのが存在します。欧米などの製薬会社では、開発した新薬の製造方法や使用方法などさまざまな行程に対して特許を取得することが可能になっています。

新薬に与えられる特許は1つだけではありません。医薬品の化合物その物に与えられる「物質特許」、効能・効果に与えられる「用途特許」、製造方法に与えられる「製法特許」など多くの種類の特許があります。1つの医薬品が何種類もの特許を持っていることは決して珍しいことではないのです。

特許を取得した製薬会社は、1つの薬で20年間独占権を有することが出来ます。追加で特許を申請することも可能で、申請が認められれば特許の有効期限を延長することもあります。

ただ、新薬というのは薬が開発されてから使用の承認が下りるまで約10年の期間がかかります。実質独占販売を行うことが出来るのは特許期間の約半分、つまり10年ほどになります。

特許出願日から20年過ぎて特許期間が終了すると、後発医薬品メーカーは同じ薬効成分を使った薬を元の薬の値段よりもはるかに安い価格で販売することが出来るようになります。これがジェネリック薬です。

後発薬が販売されると欧米などではシェアを後発薬に一気に奪われることもあります。新薬メーカーにとってはとても大きな打撃になります。ただ、ジェネリック薬を販売するためにもFDAの承認を受ける必要があります。その上、元の特許所有者が使用していた商品名で販売することは出来ません。

また、すべての特許切れ医薬品に同成分のジェネリック薬があるとは限らないのです。同じ薬を製造することが難しいと同成分のジェネリック薬を販売することが出来ないこともあります。

開発/製造


マーロックス
マーロックスなら医療関係者向けの製品情報サイトで!

ポスターを印刷する
http://www.rakuten.ne.jp/gold/dpris/