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開発費はいくらかかる?

薬を開発するためには、どれだけの費用がかかるかご存じでしょうか。新たな医薬品を開発するには、十数年という長い期間と巨額の費用が必要になります。

具体的な費用として、新たな薬を開発する場合には数十億〜数百億かかると言われています。この金額からも分かるように医薬品の開発はとても難しく、多大な時間を要するのです。病院に行くと当たり前のように処方される薬は、ものすごくお金をかけて研究し、開発されたものなのです。

医薬品の開発にはかなりの費用がかかりますが、「それだけのお金をかけて薬を作ってしまうと元をとれるのか?」と疑問をお持ちになる方もいらっしゃると思います。

基本的に開発費の回収については問題ありません。なぜならば、医薬品の開発費用はかなり高額ですが、開発完了後の売り上げはそれ以上に大きいのです。

例えば、1つの医薬品の開発に100億円使ったとしても1〜2年もすれば回収することが可能なのです。それだけ薬の売れ行きというのは大きいのです。1つの錠剤が1年ほどで何百億も売り上げます。

他の業種が研究開発に充てる費用は、売上の3〜8%であるのに対して、製薬企業では売上に対する研究開発費の割合が高くなっています。薬で売上を伸ばしてもその売上の15〜20%を研究開発費に充てているのです。

2つの数字を比較しても一目瞭然ですが、製薬企業は売り上げの多くを医薬品の研究開発費に使っていることが分かります。そう考えると規模が大きい会社ほど多くの費用を研究開発に回すことが可能になり、それだけ良い医薬品を開発しやすくなります。

つまり、医薬品を開発するには莫大なお金が掛かる一方で、医薬品の開発が成功するとそれだけ売上が伸び、その分だけ研究開発費も上昇するというサイクルになっているのです。

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