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配置販売とは

配置販売とは、販売員が消費者の家庭を訪問し、医薬品の入った箱を配置して次回の訪問時に使用した分の代金を精算し集金する仕組みで行われる販売法方法で、置き薬とも言われます。この仕組みは「先用後利(せんようこうり)」と呼ばれています。

簡単に言うと、その言葉通り薬を配って置く薬という意味になります。日本独自の医薬品販売の形態で、薬事法第25条にも規定されています。

配置販売の歴史は長く、一番最初に開始したのは、日本の岡山地方であったと伝えられています。富山の薬売りが盛んになり、全国に広まることになりました。

配置販売業は、都道府県知事からの許可を得なければ行うことが出来ません。また、それだけでなく厚生労働大臣から指定を受けた品目については、許可を受けた地域だけでなければ業務を行うことが出来ません。許可の有効期限は6年とされ、同地域で業務を継続するのであれば許可を更新する必要があります。

配置員が薬剤師である必要はありません。ただ、薬剤師でない者が薬局・ドラッグストアなど以外での医薬品の販売をしても良いのかということで問題視されています。

また、訪問販売に近い形であるにも関わらず、医薬品に関しては特定商取引に関する法律の適用を受けません。その結果、配置箱の新規契約や契約解除等をめぐるトラブルが相次いでいます。

業界はこのようなトラブルをきちんと受け止め、2006年に新しい団体である「日本置き薬協会」を作りました。この協会は配置販売員の資格問題、モラルの向上、医療制度改革の問題等に取り組んでいます。

しかし、近年はドラッグストアや薬局などで自由に薬を手に入れられることから、「先用後利(せんようこうり)」である配置販売はあまり行われなくなっています。

販売される医薬品


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